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人民網日本語版>>経済

立ち往生するレクサス トヨタの価値を引き下げる

人民網日本語版 2015年03月03日08:33

2014年には2番手の高級ブランド車の販売台数が増加したが、トヨタ傘下の高級車ブランド「レクサス」の前年比増加率は3%足らずにとどまり、市場シェアはアウディ、BMW、ベンツに大きく水を空けられ、ランドローバーやボルボにも次々後れを取った。レクサスはある意味では、中国市場においてトヨタの足を引っ張り、中国市場におけるトヨタの価値を大幅に引き下げたといえる。中国経済網が伝えた。

このほど関連の報道では、レクサス(中国)のある上層部の幹部が、「2014年にはレクサスは新車7万6115台を販売し、前年比わずか2.86%の増加にとどまった。これほどの低い増加率は、ライバルたちの2けたの増加率とは非常に大きな隔たりがあり、中国高級車市場におけるレクサスのランキングを2013年の5位から6位に後退させることになった」と述べたと伝えられている。

レクサスは詳しい車種別販売データを発表していないため、一連の分析は14年のプレート発行数に基づいて述べているに過ぎない。このようにするメリットは市場での実際の状況を正確に反映できることだが、企業が発表する卸売・販売台数とは大きな開きがあることも事実だ。

関連の報道によると、14年のレクサスのプレート発行数の上位3車種は、ES、RX、CTだった。ESは販売台数がトップで、プレート発行数は3万5968台で同9.19%増加し、レクサスの通年のプレート発行数全体の50.75%を占めた。RXは1万9855枚で同1.92%減少し、全体の28.02%を占めた。3位のCTは7250枚で前年の8672台より16.40%減少し、全体の10.23%を占めた。

3車種のうち、ESは14年に発売された小型のリニューアル車で、細部が改良され、完成車販売での優遇サービスにも力が入っており、販売台数が小幅ながら増加することができた。他の2車種は改良やバージョンアップが行われず、完成車販売での優遇もそれほどでなく、おまけにライバルがバージョンアップや優遇措置に力を入れたことから、最終的な販売台数が伸び悩んだのだという。


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