日本の学生が卒業後中国の学生に届けたある啓示　 (3)

岐阜県東山中学は世界文化遺産の地、高山市附近にあり、生徒は400名いる。同校の伝統は、卒業時に教師を御神輿に担ぎ上げ、教師に感謝して「神」のように担いで練り歩くというもの。

同中学で卒業後に感謝のために教師を御神輿に乗せる伝統は35年前から始まった。35年前、教師への感謝の気持ちを表すために、教師を背中に背負って校庭を回ったことがその始まりだという。

後にこの習慣は、女子生徒が御神輿を作って感謝の言葉や教師の似顔絵を描いて張り、教師は御神輿に乗って校内を一周するという具合に変化していった。