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北京市、コミュニティバスにワイヤレス充電システムの搭載を検討

人民網日本語版 2015年02月25日15:24

駐車中に充電を行い、人の力を必要とせず、スムーズで便利。北京市は現在、一部のコミュニティバスにワイヤレス充電システムを搭載することを検討中だ。北京日報が伝えた。

20数人の政治協商会議委員、人民代表大会代表が、中興新能源汽車(新エネ車)有限公司のワイヤレス充電システムを視察した。充電用の駐車場に駐車すると、ワイヤレス充電システムを搭載した車両は車載タブレットPCにより配電箱のWi-Fiと接続する。運転手がタブレットPCの充電のアイコンをタップすると、配電箱は地面の充電コイルに送電する。車体底部の充電コイルの電磁誘導により、ワイヤレス充電が行われる。

現在すでに湖北省襄陽市、四川省成都市でワイヤレス充電システムを搭載したコミュニティバスの試行が進められている。技術者によると、コミュニティバスは一般的に団地周辺の短距離移動に用いられ、1周10キロ内となる。試行エリアの経験によると、1周当たり約8分の充電で満タンになる。バスの始発駅と終着駅の停車位置を充電用に改造すれば、乗客を待つ間に充電をほぼ完了させることができる。これならば絶え間なく発車させることが可能で、わざわざ充電エリアに移動する必要がなく、作業員がメンテナンスを行う必要もない。

有線充電方法には、スロー充電と急速充電の2種類がある。急速充電はハイパワー・直流充電によって、1時間で満タンにすることが可能だが、スロー充電は約8時間かかる。中興新能源汽車有限公司の孫枕戈董事長(会長)は、「小型車にワイヤレス充電を使えば、3時間で満タンになる」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年2月25日

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コメント

最新コメント

室戸 桂一朗   2015-02-2558.157.98.*
バスに限らず、電気自動車は全て、WIRELESSにする技術開発をするべきでしょう。そうなれば、それだけでも、ガソリン車や燃料電池車に対して、絶対的に有利になるはずです。