北京市科学技術委員会が14日に発表した情報によると、北京市は電気自動車(EV)用「街灯充電ポール」の試行範囲を拡大することになった。昌平区京密北路に試験的に設置された8カ所の充電ポールは稼働状況が良好で、EVタクシーと自家用車の充電の問題を解決した。北京商報が伝えた。
北京市科学技術委員会の責任者は、「8カ所の試行街灯充電ポールは2カ月以上の試運転を経て、1000時間以上の充電を無償提供し、EVタクシーと自家用車の充電の問題を解決にした。今後は平谷区と亦荘などの地区で新たな試行を開始する予定だ。これを踏まえた上で、関連部門と協力し充電ポール基準の研究を進め、立体駐車場、太陽光充電ポール、ワイヤレス充電ポールといったその他の充電方法を研究し、公衆充電ポールの普及拡大に備える」と述べた。
北京市は昨年12月末までに、五環路内で1000の公衆充電ポールを建設し、半径5キロ内のクイック充電ネットワークを初歩的に形成。新エネ車のディーラー、パークアンドライド、科学技術パーク、高速道路のサービスエリアなどの場所を重点的にカバーした。今回試行を進めている「街灯充電ポール」は、全市に広がる街灯ネットワークを効果的に活用するもので、多くのEVオーナーに福音をもたらす。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月16日