2月10日、中国メディア・九個頭條(TOPNEWS9)は、発祥の地よりも、それが伝わった先で大きく発展することはままあるとし、「欧米で発明された8件は日本人がさらに発展させた」とする記事を掲載した。
1.野球
明治維新の時期に米国人によって日本に持ち込まれた野球は、現在では国民的スポーツとなっており、甲子園は高校球児にとって夢の舞台でもある。野球を扱う漫画も多い。また、福田康夫首相(当時)が温家宝(ウェン・ジアバオ)首相(当時)とキャッチボールをするなど、首相にとって野球は外交スキルの1つにもなっている。
2.アニメ
1828年にフランス人が発明したアニメーションも、今では日本のソフトパワーの代名詞的存在になっている。
3.デリバリーピザ
ピザはイタリア料理の1つだが、デリバリーピザは日本で大きく発展。味だけでなく、独特な外箱や景品のおもちゃも多種多様で、あるデリバリーピザ店はボーカロイド・初音ミクとのコラボにより、配信したアプリを利用することで独自のサービスを提供。特別仕様のピザボックスが一次在庫切れになるほどだった。
4.キットカット
英国企業が1935年から販売し、1988年に米ネスレに買収されたが、商品名が「きっと勝つ」と似ていることもあって、受験シーズンなどにも人気となっている。
5.ケンタッキーフライドチキン
1930年米国が起源のケンタッキーフライドチキンは、インスタントラーメン発祥の地である日本でも大人気となり、独自のメニューも展開している。
6.お笑い番組
お笑い番組は日本で人気だが、過激さを売りにする番組が増え、ついには靴まで口に…。
7.アーケードゲーム
アーケードゲームの起源はドイツで開発された「自動産卵機」とされるが、ゲーム機は日本で大きく発展。マリオは任天堂のゲームに登場するキャラクターだが、同社を代表する存在として世界的に知られている。
8.プリクラ
日本は国土が小さいが、プリクラは他の国々よりもはるかに大きく、さらに「デカ目効果」や「脚長効果」などさまざまな機能が盛り込まれている。
レコードチャイナ 2015年2月15日