2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

台湾の事故機航空会社 「犠牲者への賠償金額は一律」

人民網日本語版 2015年02月09日15:02

台湾の復興(トランスアジア)航空は8日、「同一の航空機に搭乗して犠牲となった方々への賠償金は、差別せず同様に扱い、全て一律とする」との基本原則にのっとり、GE235便の犠牲者遺族に賠償金を支払う方針を明らかにした。人民日報が伝えた。

同社は8日午前、台湾および大陸部の犠牲者遺族や負傷者を対象に、それぞれ説明会を開いた。遺族の意向を考慮し、説明会は非公開で進められた。トランスアジア航空の陳欣徳CEO(最高経営責任者)は、説明会において、犠牲者への賠償金について言及し、「同一の航空機に搭乗して犠牲となった方々への賠償金は、差別せず同様に扱い、全て一律とする」との基本原則にのっとり、支給手続きを進めると述べた。具体的な金額については、11日に開催される協議会で話し合われる予定という。同社の代表者として説明した劉忠継氏は、「犠牲者遺族および負傷者の家庭に、弊社から1人もしくは2人の担当者を派遣し、関係者の皆さんの心身の傷みをできるだけ取り除くよう、ケアとサポートを行いたい」と話した。

トランスアジア航空は8日夕方、「8日午後5時30分の時点で、43人の遺族が、1人あたり20万新台湾ドル(約75万円)の緊急見舞金を受け取った。内訳は、26人が台湾の遺族、17人が大陸部の遺族。また、台湾の遺族4人が、120万新台湾ドル(約450万円)の葬儀埋葬補助金を受け取った」とする告知を発表した。

行方不明者の捜索活動は引き続き行われている。海中考古学捜索隊のメンバーも加わり捜索が行われているが、8日午後9時の時点で、新たな手掛かりは得られていない。今もなお、大陸部の乗客2人と台湾の乗客1人の行方が分かっていない。トランスアジア航空は、今後も捜索活動を続ける方針を示した。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年2月9日

関連記事

コメント

最新コメント