4年前に成都に進出したセブンイレブンが、急速に加盟店を拡大している。セブンイレブン成都有限公司の西井公一・総経理は、「今年は、出店密度の高い発展戦略を成都で展開し、新たに20店舗をオープンする計画だ。2011年3月に成都に一号店をオープンして以来、店舗総数は100軒を上回った。加盟店の割合は約6割に達すると見られる」と話した。北京商報が伝えた。
2014年、成都セブンイレブンは、フランチャイズ(加盟店)事業を重点的に推進していくと発表した。また、フランチャイズ形式を若干変更することも明らかにした。従来の方法は、セブンイレブン側が良く知っている店舗を加盟店に変えるやり方だったが、新規オープン店を直接加盟店とする方法に変更し、フランチャイズ事業の強化を図った。このような戦略転換は、成都市場が成熟している状況を踏まえたものであり、また、セブンイレブンに対する消費者の認知度がどんどん上がってきたことにもよる。
関連データによると、2014年1月から11月まで、成都市内の高級小売企業22社の売上は、前年同期比2.7%減少した。しかし、日用品や日用消費財などの販売が中心のコンビニの売上は急速に伸びており、コンビニチェーン企業9社の売上は16.2%増加した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年2月2日