〇ゆっくり動き、汗は少しだけかく
「蓄える冬」には、万物が冬眠する。人の体も、自然界の性質と同じように、活動を適宜控えなければならない。何事も「ゆっくり、少し遅れて」行い、陽の気をかき乱す活発な動きは控えること。
この時期の運動はほどほどに行い、少しだけ汗が出るくらいが望ましい。ゆっくりしたジョギング、羽根蹴り、太極拳、散歩など、あまり激しくない軽い運動を選び、筋肉や骨が適度に伸びれば、それで十分。汗が噴き出すような激しい運動をすると、陽の気がたくさん出てしまう。また、運動は、できるだけ昼間に、太陽の光を十分浴びながら行うこと。怪我しないよう、ウォーミングアップは念入りに。