路線バスに廃食用油由来のバイオディーゼル燃料を給油する上海路線バス一汽公司の作業員
廃食用油(地溝油)から精錬されたバイオディーゼル油を、路線バス用混合燃料とする上海路線バス一汽公司のモデルプロジェクトがこのほど、専門家の審査に合格した。同社はすでに10路線のバス100台に、「地溝油」由来の燃料を使用している。同社は2013年9月より、上海市食品安全弁公室、同済大学の関連部門と協力し、廃食用油を原料とし、油脂交換加工技術によって、ディーゼル燃料に代わる再生ディーゼル燃料を生産している。試験結果によると、「地溝油」を燃料としても、バスの動力にはほぼ変化がなく、しかも微粒子状物質の排出量が約1割減となった。新華社が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月15日