中国の有人潜水艇「蛟竜号」は4日、南西インド洋の長白山熱水鉱床で潜水を行った。これは蛟竜号の3日連続の、3回目の潜水となった。新華社が伝えた。
2014−2015年の蛟竜号試験的応用航行(中国大洋第35回航行)現場指揮部副総指揮の李向陽氏は、「今回の潜水深度は1800−2500メートルで、水中に10時間滞在を予定していた。主要任務は海底地質の特徴の観測、炭酸塩岩、コバルトリッチクラスト、水、熱水流体などのサンプルの採集だ。蛟竜号は1月2−3日に、南西インド洋竜キ熱水鉱床において2回連続で潜水作業を実施し、イガイ、ミョウガガイなどの生物が付着したチムニー、熱水保圧サンプルなどを収集した。ある低温熱水鉱床で温度を測定したところ、摂氏145度だった」と説明した。写真は蛟竜号が集めたイガイなどの生物のサンプル。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月5日