2014年の人民日報における地方指導者の登場回数はどれくらいだろうか。人民日報の地方指導者に関する報道には個人の見解に関する単独記事(署名入り の寄稿文や本人の談話に基づく記事など)と、記事中の言及の2種類がある。
2014年の人民日報における31省(直轄市・自治区)の党委員会書記、行政の長の掲載状況について、記事中の言及と個人の見解に関する記事の回数を調べたところ、記事中の言及が最も多かったのは北京市の郭金竜党委員会書記、上海市の韓正党委員会書記、新疆自治区の張春賢党委員会書記の順だった。個人の見解に関する単独記事が最も多かったのは安徽省の張宝順党委員会書記と貴州省の趙克志党委員会書記だった。
論評面「声音」欄に掲載された地方指導者の記事の多くは、省党委員会全体会議、党の大衆路線教育実践活動総括大会、経済情勢座談会、集団学習会議などにおける指導者の談話の内容を人民日報の記者が整理したものだ。理論面に掲載された地方指導者の記事は、基本的にいずれも習近平総書記の重要談話の精神や重要論述に学んだものだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月5日