第12期全国人民代表大会常務委員会第12回会議が22日、北京人民大会堂で開幕。「医薬・医療広告の効果表示禁止」、「公共の場でのタバコの広告禁止」、「自動表示される広告はすぐに閉じられる状態にしなければならない」、「10歳以下の子供はイメージキャラクターに起用できない」などを盛り込んだ、広告法の改正草案が審議されている。 新華網が報じた。
医薬・医療広告、効果表示禁止へ
「広告法」の改正草案では、「薬品、健康食品、医療器械、医療広告などで、その効果や安全性を断言したり保証したりする表示をしてはならない。治癒率や有効率を説明してはいけない。医薬科学研究機構や学術機構、医療機構、業界の協会、専門家、患者、その他のイメージキャラクター、キャラクターなどを利用して、推薦したり、証明したりしてはならない」と規定されている。
公共の場でのタバコの広告禁止へ
タバコに関して、改正草案では、「ラジオやテレビ、新聞、モバイルインターネット、インターネットなどを利用して、タバコの広告を掲載してはならない。また、公共の場や病院、学校、公共交通機関などでタバコの広告をしてはならない。屋外やショーウィンドーでもタバコの広告をしてはならない」と規定している。
自動表示される広告はすぐに閉じられる状態に
改正草案では、「インターネット情報サービス提供者がインターネットを利用して広告を掲載する際、ユーザーの通常のインターネット使用に影響を与えてはならない。インターネットのページに広告が自動的に表示される場合、『閉じる』マークを見やすい位置に表示し、それをクリックすれば閉じられるようにしておかなければならない」と規定している。