中国科学院文献情報センターとトムソンロイター知的財産権・科学技術事業部は本日、北京で報告書「フロンティア研究2014」を発表し、2014年のフロンティア研究トップ100、44の新興フロンティア研究を選出した。トムソンロイターは同時に、第1回「トムソンロイター中国被引用桂冠賞」を授与した。中国大陸の111人の科学者が、「高被引用科学者賞」を受賞した。人民日報が伝えた。
同報告書はトムソンロイターのデータベースの9700以上のフロンティア研究に基づき、自然科学および社会科学の10大科学分野に及ぶ。中国の科学研究チームが参与した「ニュートリノ振動データの全面的な分析」、「トポロジカル絶縁体」などが、物理分野の10大フロンティア研究に入選した。中国の科学研究チームは、「機能性有機金属骨格化合物」のフロンティア研究でも、大きな成果を獲得した。同報告書は、「Maxentなどの種の分布模型による種の潜在的な分布状況の予想、全ゲノムの関連性分析、ヒッグス粒子の観測、高エネルギー変換効率ポリマー太陽電池、モバイル健康技術などの研究が活況を呈した」とまとめた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年10月28日