中国外国為替取引センターはこのほど、先月30日から銀行間外国為替市場で人民元とユーロの直接交換が実現したことを明らかにした。これによりユーロは、米ドル、日本円、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、英ポンドに続き、人民元との直接交換が実現した6つ目の世界の主要通貨となった。
同センターの公告によると、今回の交換業務スタートは、人民元の対ユーロレート基準値が、これまでのように同日の元・米ドルレート基準値およびドル・ユーロレートを総合して設定されるものから、直接交換でのマーケットメーカーの引き合いによって決まるようになる。同センターは毎日市場が開く前に、銀行間為替市場向けに元・ユーロ直接交換のマーケットメーカーの引き合い価格の平均値を取り、当日の中間値を出すことになった。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月1日