5日午後6時40分、ある命の奇跡が竜頭山鎮八宝村で起こった。88歳の高齢女性が地震で倒壊した家屋の下敷きになったが、レスキュー隊員の努力により51時間後に奇跡的に生還したのだ。
3日午後、竜頭山鎮八宝村蘿卜地村に住む李憲武さんの家は地震で倒壊した。2階建ての家が一瞬で潰れ、突然起こった地震により李憲武さんの88歳になる母親が倒壊した家の下敷きになってしまった。
救援に参加した国家緊急レスキュー隊中鉄二局昆明隊の李影平副書記によると、5日午前11時に劉飛さんというボランティアが「高齢女性が家の下敷きになったが、まだ生きている。早く助けに来てください」とレスキュー隊に救助を求めてきた。レスキュー隊はすぐに工具を携えて現場に向かい、倒壊した李憲武さんの家で生命反応探知機を使ったところ、地下2.16メートルの場所で反応を発見した。隊員たちは工具を使って地表のコンクリートや石などを少しずつ撤去し、8時間後の午後6時40分に女性の救出に成功した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月7日