レノボが新型スマートグラス発表 |
中国のパソコン・スマートフォンメーカーの聯想(レノボ)は24日、レノボの新事業開発ブランド NBD (New Business Development)を発表。さらに、NBD製品として、スマートグラス、スマート空気清浄機、スマートルーター「newifi」の3機種を公開した。京華時報が報じた。
開発者向けと一般向けのスマートグラス
今回発表されたスマートグラスは、開発者向けの「M100」と一般消費者向けの「newglass」の2種類。前者を米Vuzixと、後者を雲視智通と共同で開発したという。2種類共に、中国語の言語設定ができるほか、中国語のアプリも用意されている。「M100」にはジェスチャーや言葉で操作できる機能、500万画像のカメラ搭載されているほか、「骨伝導方式」が採用され、自然できれいな音が楽しめる。また、Wi-FiとBluetoothで通信を行うことができ、ストレージは12GB。外付けバッテリーを使用することで1日の駆動が可能だ。さらに、機械や物流、医療などの業界を対象にした、オーダーメードのソフトも用意することができる。M100の価格は8000元(約13万2千円)。今月31日にNBDのサイトで予約が始まる。
一方、開発中の「newglass」は、セパレート型のスマートグラスで、軽い仕上がりになっている。また、スマートグラスを普通の眼鏡に付けて使用できるデザインになっているため、近視の人にとっても便利な商品だ。
スマート空気清浄機とスマートルーターには、TFT液晶が搭載され、空気やネットの状況がリアルタイムで表示される。また、クラウドコンピューティングを利用して、携帯と連結することができ、ユーザーは外出中でも清浄機を操作できる。スマートルーターは、▽無線LANへの不正侵入▽フィッシング▽ネットショッピング詐欺---を防止する機能を備え、オフラインダウンロードやプライベートクラウドの利用もできる。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年7月28日