四川省成都市および重慶市の税関の地域通関協力覚書の調印式が、14日に成都市の税関で行われた。両都市の税関によると、今回の調印を受けて、双方が地域レベルの通関一体化の構築という大きな背景の下、成都・重慶エリアの通関一体化協力プロジェクトをめぐってより広範囲でより緊密な協力関係を築くことは、長江経済の一体化に一層融合するための土台になるという。
協力覚書の内容には、両都市税関の「三つの事前」(事前の分類、事前の審査評価、事前の原産地確定)の決定の相互認証、税金減免の証明書の相互認証、両都市の特殊監督管理エリア間での保税監督管理貨物の「エリア間繰越」の改革新モデル展開への支援、「所在地で申告し、所在地外の港湾の税関で検査許可を受ける」、「所在地で申告し、所在地で許可を受ける」といった迅速な通関措置を深いレベルで推進すること、密輸対策連絡員制度および連携調整会制度の内容を充実させることなどが含まれる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月15日