「美女」起用に賛否両論
「美女」を使って新入生を募集するスタイルに、ネットユーザーからは「いいね!」のほか、「こんな方法で本当にいいのか」と疑問を呈する声も寄せられている。
清華大学(北京)航天航空学院の今年の卒業生・林麗さんが6月に、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上に、入学前と卒業時の画像をアップ。入学前は小麦色に日焼けしていた肌が、卒業時には真っ白になっており、多くのネットユーザーが、「大学に行ったら『女神』になった」と驚いている。その後、同大学の学生の間で微博に「同大学に行けば色白美人になれる」をテーマにした画像をアップするのが人気になった。しかし、「色気」を使うのは大学のPRには適していないと非難する声や「入学したら本当にお近づきになれるようなイメージを持たせる、美女の画像をアップするのはやめたほうがいい」という声が寄せられている。
最近、浙江大学は、オフィシャルサイトのホームページに公共スポーツ・芸術部の女子大生の画像をアップ。1人の女子大生が、黒のアカデミックドレスを着て飛び上がっており、下に履いているデニムのショートパンツが見えている。その背景では、白のTシャツにデニムのショートパンツ姿の女子大生らが並んで見ている。同画像に、ネットユーザーらは、「浙江大学の今年の宣伝:開脚ジャンプの仕方教えます」などと突っ込んでいる。同画像がネット上で話題になると、同大学は、男子学生が開脚ジャンプをしたり、難易度の高いダンスの技を見せたりしている画像と取り換えた。