中国インターネット協会(ISC)が8日に開催した「中国インターネット産業年次総会」で、2013年に中国のインターネット発展に影響を与えた10大ニュースが発表された。入選リストには、ネット金融、ウェアラブルデバイス、電子商取引などの、伝統産業を脅かす新しい概念が名を連ねた。専門家は、「これは中国のインターネット産業が、その他の産業との融合を加速しており、経済・社会のあちこちに浸透していることを意味する」と指摘した。10大ニュースの内容は下記の通り。新華社が伝えた。
・中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)で、法に基づきネットワーク管理を強化し、国家の情報安全を確保することが提起された。
・「情報関連消費の促進による内需拡大に関する若干の意見」、「ブロードバンド中国」などの国家政策が発表され、産業の経済的発展をけん引した。
・中国工業・情報化部(省)が4G営業許可証を発行し、モバイルネットワークの発展を推進した。
・ネット金融が台頭し、業界内の革新の注目点になった。
・法制化の強化により、ネット世論環境を改善した。
・資本市場が再び活性化し、インターネット企業のM&Aおよび上場のブームが続いた。
・「電気通信およびインターネットユーザーの個人情報保護規定」が発表され、個人情報の保護とネット情報安全問題が注目を集めた。
・電子商取引が活況を呈し、オンライン小売がO2O融合の新たな段階に入った。
・ネットワークのハードが発展、ウェアラブルデバイスがソフトとハードを結びつけた革新的な商品になった。
・クラウドコンピューティング産業が構築され、ビッグデータの応用が加速された。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月9日