送電線巡視用無人機が投入、作業効率が大幅アップ
送電線を巡視し、空中をホバリングするマルチローター無人機 |
国家電網冀北電力公司は北京地区の75%以上の送電任務を担い、1日の送電量は3億7600万kWhに達する。同社が運営する500kV級送電線は計85本で、全長8617キロに達する。かつては人の手によりこれを巡視しており、効率が低かった。同社が関連機関と共同開発した各無人機は高圧電線の巡視に使用されており、作業員が山や鉄塔に登り巡視する作業の負担と安全リスクを軽減し、効率を大幅に引き上げた。かつて作業員が1日かけて完了した作業量を、無人機を補助とすることで2時間で完了できるようになった。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月27日