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神舟10号の通電実験が完了 ロケットも組み立て開始

【中日対訳】

 中国航天科技集団公司の宇宙船「神舟10号」打ち上げ実験チーム関係者が7日に明らかにしたところによると、20日間にわたって行われた神舟10号の通電実験がこのほど無事終了した。打ち上げに使われるロケット「長征2号F」もすでに機体受け渡しなどを終え、すでに組み立て段階に入ったという。各業務は計画通り進められている。中国網が伝えた。

 同関係者によると、発射場では4月16日から5月6日にかけて、計120時間余りにわたる宇宙船の通電実験が行われた。実験チームは各システムの検査、特殊検査、宇宙-地上音声画像通信システム検査、各フライトシミュレーションを終え、大量のデータ解析を行った。

 5月2日にはロケット「長征2号F」が77時間にわたる輸送を経て発射場に無事到着した。発射場に到着後、ロケット打ち上げ試験チームは早速業務を開始、ロケットの荷卸を行ったほか、事前「予想」と事後「回想」を組み合わせた潜在的危険の検査など、各業務に入った。

 計画によると、神舟10号は6月から8月に酒泉衛星発射センターから打ち上げられる。宇宙飛行士3人が搭乗し、運行中の宇宙ステーション実験機「天宮1号」と有人ドッキングを行うほか、有人地球-宇宙往還輸送システムの初の実用性飛行を実施する。今回は有人宇宙飛行におけるドッキングのラストミッションとなり、有人宇宙飛行プロジェクト第2ステップ第1段階の各業務が全面的に完了することになる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年5月9日

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