珠海航空ショー閉幕 航空機の成約数は202機
【中日対訳】 6日間にわたって行われた第9回珠海航空ショーが18日に閉幕した。第10回珠海航空ショーは2014年11月11日-16日にかけ、広東省珠海で開催されることが国務院により認可された。広州日報が伝えた。
▽一般公開日に23万人が来場
今回の珠海航空ショーでは、世界39カ国・地域から航空宇宙企業約650社が出展し、各種の航空機113機種が展示され、いずれも過去最大規模となった。期間中、出展した企業はプロジェクト計30件(総額118億ドル)の契約・協定・協力意向に調印し、各種航空機の成約数は202機に上った。
珠海航空ショーの影響力と魅力の向上に伴い、来場したプロのバイヤーや潜在顧客数も増え、前回を大幅に上回った。海外貿易使節団141団体が参加したほか、3日間の関係者公開日にはのべ10万8千人が来場した。その後行われた一般公開日の来場者数は23万人に上った。
▽各種の航空・宇宙機器が展示
今回の航空ショーではこれまでと比べ、兵器の展示が大幅に増え、うち一部は初公開となった。中国兵器装備集団は近接防空システム「陸盾2000」、30mm対空自走砲など24種類の兵器を初出展、うち22種類は実物を展示した。米無人機「プレデター」によく似た無人機「翼竜」も初出展された。
このほか開催地となった珠海も、航空関連の投資を積極的に行っており、これまでに20億元を投じて8件の航空関連プロジェクトを珠海産業パークに建設、珠海の汎用飛行機産業チェーンをより充実させた。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月19日