NASA 小惑星が2月中旬に地球の近くに
ロマンチックなバレンタインデーが過ぎた15日に、質量1万トン、直径40?50メートルに達する小惑星(2012DA14)が地球から約2万7680キロの場所を通過するという。天文学者によると、小惑星2012DA14と地球との距離はわずか3万5000キロまで近づくものの、地球に衝突することはないという。また同小惑星は2020年に地球に衝突する可能性もあると取り沙汰されているが、専門家はその可能性を否定している。長沙晩報が米航空宇宙局(NASA)公式ウェブサイトの情報として伝えた。
小惑星2012DA14は直径約50メートルという大きすぎも小さすぎもしないサイズで、金属や氷ではなく岩石で構成されているという。専門家の予測では、こうした小惑星は平均で約40年に一度地球に接近しており、地球に衝突する可能性は1200年に一回だという。
小惑星2012DA14は小型望遠鏡や双眼鏡でも確認できる範囲まで近づき、世界中で500カ所以上の観測ステーションなどが同小惑星を近距離から観測可能だという。一般的には地球に接近する小惑星は小惑星帯から来るが、より遠くのカイパーベルトから来るものもあり、地球に接近する危険性のある小惑星は科学者の関心を集めている。もし小惑星が地球と衝突するなら、少なくとも都市が丸ごと破壊される可能性がある。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年2月6日