京都の知恩院は2014年1月1日0時に108つの除夜の鐘をついた。日本の正月は毎年の1月1日で、そのため12月31日の大晦日と呼ばれる日の夜に、有名な寺が伝統的な除夜の鐘の儀式を開く。これは人生の108つの煩悩を取り払い、雑念なく新年の開始を迎えるためだ。知恩院の鐘は1636年に鋳造され、日本の三大名鐘の一つとされている。高さは3.3メートル、直径は2.8メートル、重さは70トンに達する。毎年の大晦日の夜、知恩院では17人の僧侶が特殊なリズムと姿勢により、力を合わせてこの大鐘を108回鳴らす。鐘の周囲では3人の僧侶が「五体投地」の姿勢で拝み、厳粛な雰囲気の中、罪業を消し現世の安らぎを求める。この伝統的な儀式は毎年多くの参観者を集める。人の波が押し寄せる現場には、秩序維持のため多くの警察が出動しなければならない。中国新聞網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月2日