IT調査会社のガートナーが発表した最新の報告書によると、2014年第1四半期の世界パソコン出荷台数は7660万台に達し、前年同期比1.7%減となったが、下げ幅が縮小された。ガートナーは、Windows XPのサポート終了による影響と分析した。京華時報が伝えた。
ガートナーのチーフアナリストのミカコ・キタガワ氏は、「第1四半期の世界パソコン出荷台数は1.7%減だったが、これは過去7四半期で最も低い減少率となった。マイクロソフトが4月8日にXPのサポートを終了したことが、パソコン出荷台数の減少の流れを弱めた。すべての地域で積極的な反応が見られる。これはXPのサポート終了が、パソコンの買い替えを促したからだ。特に専門的なデスクトップPCの出荷台数の勢いが目立った。当社は、システムのアップグレードが世界パソコン市場に及ぼす影響力は、年末まで続くと予想している」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月11日