|
HTC中国エリアの任偉光総裁(左)とマイクロソフト大中華エリアのラルフ・ハウプター最高経営責任者(CEO、右) |
マイクロソフト社がスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)市場に攻勢をかけている。中国移動(チャイナモバイル)と中国聯通(チャイナユニコム)はこのほど、マイクロソフト社が開発した携帯電話用OS(基本ソフト)を相次いで採用した。台湾を拠点とする情報端末メーカー宏達国際電子株式有限公司(HTC)中国エリアの任偉光総裁(左)とマイクロソフト大中華エリアのラルフ・ハウプター最高経営責任者(CEO、右)は6日、マイクロソフトの最新OS「ウィンドウズフォン8」(WP8)を搭載したHTCのスマホ新製品を発表した。「新京報」が伝えた。
中国移動とフィンランドのノキアは5日、中国市場で初めて中国独自の第3世代移動通信規格(3G)「TD-SCDMA」に対応したWP8システム搭載のスマホ「Lumia920T」を発表した。中国聯通は6日に北京で、マイクロソフトと提携してウィンドウズ産業連盟を発足させ、ノキア、サムスン、インテルなどが加盟したことを明らかにした。あるアナリストによると、マイクロソフトは今回の動きを通じて米アップル社などと戦うつもりであり、プロバイダーのアップル離れも進んでいるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年12月7日