習近平国家主席(中央軍事委員会主席)は9日午後、米国のヘーゲル国防長官らと人民大会堂で会談した。
習主席は「中米両軍関係は両国関係の重要な構成要素だ。双方は中米の新型の大国間関係の構築という大きな枠組みの下で、新型の軍事関係を発展させるべきだ。双方は非衝突、非対立、相互尊重、協力・ウィンウィンの原則を堅持し、一段と積極的かつ力強く各分野の実務協力を推し進め、溝や敏感な問題を効果的に管理・コントロールし、中米の新型の大国間関係が常に正しい方向に沿って前進するよう確保すべきだ」と表明した。
ヘーゲル長官は「今回の訪中の目的はオバマ大統領と習主席の提唱した米中の新型の両軍関係を中国側と推進することだ。充実した日程であり、双方は積極的で率直かつ建設的な対話を行った。21世紀の世界の発展は米中関係の発展に大きくかかっている。中国側との対話を強化し、相互信頼を深め、両国・両軍関係の発展を一層推進したい」と表明した。
双方は朝鮮半島問題についても意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月10日