マイクロソフト Windows8の普及でレノボと提携か
レノボ・グループは10日、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが6日に北京を訪れ、同社の楊元慶CEOと約2時間に渡り会談したと発表した。レノボは会談の内容に関する情報の公開を控えており、マイクロソフトの新型OSのWindows8に関する会談であったとだけコメントした。京華時報が伝えた。
マイクロソフトのバルマーCEOは6日に北京を訪れ、楊CEOが北京市昌平区に持つ自宅で2時間に渡り会談した。バルマーCEOは当日夜に中国を離れ、中国大陸部での滞在時間は7時間未満となった。
新型OSを発表したソフト業界の最大手・マイクロソフトと、新進気鋭の世界パソコン生産最大手・レノボのCEOの密談は、業界から注目を集めた。レノボは両氏の会談を発表したが、Windows8に関する会談であったとだけコメントした。レノボはその他に、会談の内容に関する情報を公表していない。
現在の世界パソコン業界の情勢を見ると、マイクロソフトの古くからのパートナーであるHPとDELLは、パソコン業界の競争にこだわる意思はなく、ITソリューションプランのサービス企業へのモデルチェンジに取り組んでいる。権威あるパソコン業界調査会社であるIDCとGartnerの統計報告書は、今年の世界パソコン業界の出荷台数が11年ぶりに減少すると予想している。これによりマイクロソフトは新たな提携先を獲得し、Windows8の普及に努める必要が生じた。出荷台数が世界最多のパソコン企業となったレノボは、マイクロソフトにとって最適の選択肢と言える。
情報によると、提携が成立した場合、レノボはスマートフォン、ウルトラブック、タブレットPC等で、マイクロソフトからの支援を受けることになる。しかしこの噂に対して、レノボは公式のコメントを控えている。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月11日
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