国家統計局と中国物流・調達連合会がこのほど発表したデータによると、今年3月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.3%で、前月比0.1%上昇し、3カ月続いた低下局面に終わりを告げた。「京華時報」が伝えた。
個別指数をみると、前月に比べて上昇したのは生産指数、新規受注指数、新規輸出受注指数、調達量指数、原材料在庫指数、製品在庫指数、輸入指数、従業員指数、業務活動期待指数。このうち製造業の対外貿易状況を反映する新規輸出受注指数は50.1%で同1.9%上昇し、輸入指数は49.1%で同2.6%上昇した。
企業の規模別にみると、大規模企業は51.0%で同0.3%上昇し、中規模企業は49.2%で同0.2%上昇した。小規模企業は49.3%で同0.4%上昇し、2013年8月以降で最も高い数字となったが、引き続き景気不景気の分岐点となる50%を下回っている。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年4月2日