香港上海銀行(HSBC)はこのほど、昨年12月の中国サービス業購買担当者指数(PMI)を発表した。それによると、経営活動指数は50.9で、前月11月の52.5を下回った。人民日報が伝えた。
HSBC中国エリアの屈宏斌チーフエコノミスト(経済研究アジア・太平洋エリア連席主管)によると、中国のサービス業PMIは新業務の伸びが鈍化した影響で低下したが、労働力市場は4カ月連続で改善がみられ、製造業の緩やかな拡大傾向がサービス業の伸びを支えている。これと同時に、改革措置が実施されるのにともない、特にサービス業への参入基準の引き下げや増値税(付加価値税)の改革内容の拡大といった政策にともない、サービス業に潜む成長への力が大いにかき立てられることが予想されるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年1月7日