中国EC取引額、第1四半期に45%増
【中日対訳】 ECが新たなマーケティング方式と価格システムを構築し、高度発展のすう勢を示している。中国全土の今年第1四半期のEC取引額は前四半期比8%増、前年同期比45%増の2兆4000億元に達した。そのうちB2B(企業間取引)の取引額が83%を占め、前年同期比20%増となった。ECのけん引力が日増しに高まっており、消費刺激および経済発展促進に対して乗数効果を示している。人民日報が伝えた。
オンラインショッピングの規模が急速に拡大している。中国インターネット情報センターの報告によると、中国のオンラインショッピングの利用者数はすでに2億4200万人に達しており、オンラインショッピングの利用率が42.9%に上昇した。オンラインショッピングの利用者数は2012年に4807万人増加し、増加率が24.8%に達した。
アプリも多様化されており、3大モバイルアプリ(モバイル共同購入、モバイルオンライン決済、モバイルオンラインバンク)の利用者数の増加率は80%を上回っている。
ECのけん引力が日増しに高まっている。中国インターネット情報センターが、第1四半期に中小企業を対象に実施した統計によると、第1四半期のオンライン広告市場規模は前年同期比49.9%増の157億2000万元に達した。一定規模以上の宅配サービス企業の、オンラインショッピングによる業務量は64.3%増、売上高は31.7%増となった。ECはすでに、海外貿易、エネルギー、製造、金融などの発展の重要な力になっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月22日