台風7号が台湾と福建に上陸
浙江省温州市で大きな波を前に住民を緊急避難させる現地辺防派出所の将兵(13日撮影) |
中央気象台は13日午後6時、台風黄色警報を発令するとともに、暴雨黄色警報を継続した。
台湾気象当局によると、台風7号(ソーリック)の中心は13日午前3時に台湾に上陸し、午前8時に海へ抜けた。現地災害対策センターによると、台湾では午後5時までに2人が死亡し、1人が行方不明となり、54人が負傷した。だがそれまでに台風の勢力は次第に弱まり、台湾では30分後に陸上台風警報が解除された。
中央気象台の台風黄色警報によると、台風7号の中心は13日午後4時に福建省連江県黄岐半島沿海部に上陸し、午後5時には勢力が弱まり強い熱帯低気圧に変わった。中央気象台は時速25キロ前後で引き続き北西方向へ移動し、次第に勢力を弱めながら、14日未明に江西省北東部に入ると予測している。
台風7号の上陸に備え、福建省当局は13日正午に緊急対応態勢を始動。危険地区の住民30万4000人を順次避難させた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月14日