投資可能な個人資産が80兆元に 12年
招商銀行と米国のコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーが7日に共同で発表した「2013年中国個人資産報告」によると、2012年に中国の個人が保有する投資可能な資産の規模は80兆元に達した。投資可能資産が1千万元を超える人は70万人を超え、資産の総額は22兆元に上った。「人民日報」海外版が伝えた。
同報告によると、銀行の資産管理商品、海外投資、その他の国内投資などが引き続き急速に伸びており、中国の個人資産市場の主な成長源となっている。
同報告作成に先立つ調査研究によると、調査対象者となった富裕層の30%以上が海外投資を行っている。今後2年間には、海外での資産配分を多様化させる人がさらに増える見込みという。
同報告の予測によると、13年の中国の個人資産市場は急速な伸びを維持し、全国の投資可能資産の規模は92兆元、富裕層は84万人に達するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年5月8日