中国のプチセレブが1千万人に、133万元を投資可能
もし133万元(約2130万円)が手元にあり、投資に運用できるならば、中国の「プチセレブ」の仲間入りができる。フォーブス誌と宜信財富が9日に発表した「中国大衆富裕層資産白書」によると、このようなプチセレブが中国では1000万人以上いるという。武漢晩報が伝えた。
フォーブスは今回、中国の大衆富裕層の調査研究を実施した。同白書によると、中国の個人資産は高度成長期にあり、中国の個人の投資運用可能な資産総額は昨年末に約83兆1000億元に達し、前年比13.7%増となった。富裕層も急速に拡大しており、2012年末には1026万人に達した。大衆富裕層の投資運用可能な資産額は、1人当たり平均で約133万元に達した。この133万元には不動産が含まれず、個人の保有する流動性資産(現金・預金・株券・基金・債券・保険・その他の金融商品)および個人の保有する投資目的の不動産などが含まれる。
これらの大衆富裕層は、高級ホワイトカラー、教授、高級技術者などによって組織される、マイホーム・マイカー・余分なお金を持つ「プチセレブ」たちだ。彼らは資産規模拡大の差し迫った需要を持ち、その9割弱が個人資産を運用し投資を行っている。彼らの間で人気の高い投資目標は、銀行の金融商品、不動産、株の順となっている。彼らは「ロー・ミドルリスク、ロー・ミドルリターン」を好む。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月12日