莱蕪ハイテクパークの企業誘致・投資呼び込みは順調
山東省にある莱蕪ハイテク産業パークは、これまでずっと企業の誘致と投資の呼び込みを、パーク内の人々の生活が豊かになり、パークが強化され、モデル転換が飛躍的に発展するための重要な手段としてとらえ、これに取り組んできた。大規模な企業、強い企業を招致することを目指した「招大引強戦略」を深いレベルで実施し、海外でのアピール活動を積極的に行い、視察の受け入れを進めてきた。今年に入ってから同戦略は新たな成果を上げている。「人民網」が伝えた。
同パークの企業誘致部門によると、現在、同パークには契約したプロジェクト、合意したプロジェクト、意向を確認したプロジェクトが31件あり、総投資額は244億2千万元に達した。今年に企業を誘致して投資を呼び込んだプロジェクトには、主に次のような特徴がある。
▽投資規模が一般的に大きい。プロジェクト1件あたりの投資額はすべて1億元を超えており、5億元以上のものは19件で61%を占める。このうち北京の投資家が出資した東正汽車の車軸プロジェクトは、投資額が30億元に上る。
▽プロジェクトの科学技術含有量が多い。バイオテクノロジー、スマート電子情報、自動車部品製造といったハイテク分野のプロジェクトが70%を占める。投資額5億元の自動車電子設備プロジェクト、10億元の電気自動車組み立てプロジェクトなどが、新エネルギー自動車産業パークで次々にスタートしている。また投資額3億元の興業環保科技のプロジェクト、3億6千万元の兆信の新材料などのプロジェクトが、精密化学工業・新材料産業パークで相次いで実施されている。
▽広い地域から投資が集まっている。市外の出資者の分布は、北京市、浙江省、江蘇省、広東省、■博市、済南市、臨清市などの国内各地のほか、韓国、オランダといった外国にも広がっている。(編集KS)
*■は「さんずい」に「輜」の旁
「人民網日本語版」2013年3月1日