日本側が詭弁を弄しても中国の領土を侵奪した事実を覆い隠せない
外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で「日本側がいかに詭弁を弄しても、中国の領土である釣魚島(日本名・尖閣諸島)を不法に侵奪・占拠した事実を覆い隠すことはできない」と表明した。
記者:日本の安倍晋三首相は22日に米戦略国際問題研究所(CSIS)で講演した際、「尖閣諸島」が日本の領土であることは歴史的にも国際法的も証明でき、1895年から1971年までの間、これに疑問を呈した国は1つもなかったと述べた。これについて中国側のコメントは。
華報道官:釣魚島は中国固有の領土であり、15世紀から1895年までの500年近くの間、いかなる国も釣魚島に対する中国の主権に挑戦しなかった。
第2次大戦終結後、日本はカイロ宣言とポツダム宣言の規定に従って敗戦国として尽くすべき国際的義務を履行し、自らが盗み取った釣魚島を中国に返還することをいまだにしていない。釣魚島に対するこれまでの日本のあらゆる行動は中国の領土の不法な窃取・侵奪・占拠に基づくものであり、いずれも不法で無効だ。中国は日本側に対して、態度を正し、歴史と現実を直視し、釣魚島問題の適切な処理と中日関係改善のために的確な努力をするよう促す。
日本側の言論のロジックは荒唐無稽だ。他人の物を盗んでポケットにしばらく入れておけば、他人の財産を盗み、かつ不法に占有したという本質を変えることができるのか?(編集NA)
「人民網日本語版」2013年2月26日