対ドイツ投資、中国が3位に
ドイツ貿易・ 投資振興機関がこのほど発表した外国投資データによると、2012年に計854の外国投資プロジェクトがドイツに入居し、2011年比で3%増となった。中国からの投資プロジェクトは、米国とスイスに続く98件で3位となった。経済日報が伝えた。
そのうち自動車部品と機械製造が中国人投資家から最も注目される業界となり、投資全体の29%がこれらの業界に集中した。エネルギー資源と金属業界への投資は22%を、電子産業への投資は8%を占めた。
すべての投資プロジェクトのうち、研究開発プロジェクトの件数がやや増加した。同機関の専門家のトーマス氏によると、外国投資の4分の3以上がグリーンフィールド投資だ。地域別に見ると、欧州がその最も重要な投資家となっており、約半数のプロジェクトが欧州によって推進されている。これに続くのがアジア(25%)で、そのうち中国が最も重要な投資国となっている。同機関の投資担当者のロバート・ホルマン氏は、海外からの投資に歓迎を表し、「ドイツで投資を行う国の数は、多ければ多いほど良い」と語った。
独ベルテルスマン財団は4月に発表した報告書の中で、「中国の海外進出戦略の実施以来、ドイツへの直接投資が年を追うごとに増加し、2012年の時点で前年比約22%増の6億2600万ドルに達した」とまとめた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月7日