中国製品 サンプリング調査で約9割が合格
23日に開かれた全国製品品質監督工作会議で明らかになったところによると、中国国家質量監督検験検疫総局が昨年、企業1万8791社の生産した149種・2万355ロットの製品に対して国家監督サンプリング調査を実施したところ、合格率が前年比2.3ポイント増の89.8%に達した。中国国家質量監督検験検疫総局監督司の梅建華司長は、「品質監督システムは今年、消費警告制度を構築し、社会に対して危険関連情報を適時公開する」と語った。人民日報が伝えた。
梅司長は、「当局は2013年、電線・ケーブル、児童用品、学生用文房具、車用ディーゼルオイル、木製品、化学肥料、節水製品、建築防水巻材の8種の商品を、品質監督システムの品質向上アクションの重点商品とする。また、健康安全に関連する日用品、国家と国民生活に影響する重要工業品、消費者の関心が高い人気商品148種を対象に、製品品質国家監督サンプリング調査を実施する」と語った。
中国国家質量監督検験検疫総局はまたリスクモニタリング体制を構築し、玩具、児童用衣料品、車用ガソリンなどの18種・1270点の基準外安全項目について、リスクモニタリングを実施する。専門家は商品と業界の状況、主な危害と被害発生メカニズム、過去のサンプリング調査とリスクモニタリングデータ、国内外の基準とリコール状況・世間の評判などを結びつけ、玩具や児童用衣料品などの重点商品の品質安全リスクを総合的に分析し、26種の製品品質状況分析報告、18種の製品品質安全リスク分析報告を形成した。
中国国家質量監督検験検疫総局は今年、国家監督サンプリング調査処理工作マニュアルを制定し、不合格企業の改善・再調査状況に関する情報発表メカニズムを構築し、監督サンプリング調査後の処理能力を強化する。また製品品質安全リスク監督・抑制工作指導意見、リスクモニタリング工作管理方法を研究・制定し、リスクモニタリング業務の規範性を高める。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月24日