2014年4月16日  
 

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中国経済のモデル転換は外資に長期的な信頼感与えた (2)

 2014年04月16日15:32
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 過去20年あまりの間、中国はずっと発展途上国の中で最も多く外資を導入する国だった。そこでキャタピラーは長期的な視野の下、中国が改革を継続するであろうと高い信頼を寄せ、中国の長期市場を好感してきた。

 私がキャタピラーに入社してからあっという間に40年が過ぎた。入社するとすぐその日から中国との業務のやりとりが始まった。中国市場での30年に及ぶ継続的な投資により、キャタピラーは米国国内での運営を一層拡大することができ、製品の米国から中国への輸出が後押しされた。実際、過去数年の間に、中国業務の拡大にともなって、キャタピラーの米国から中国への輸出額は倍増し、米国市場に多くの雇用機会をもたらすことができた。

 中国は今も、そしてこれから、都市化建設を持続的に進めていき、世界各国の企業に巨大な市場を提供することになる。キャタピラーの場合、現在中国にある製造工場は28カ所を数える。グローバル経済が疲弊し、鉱物産業の顧客の新設備への需要が急速に減少し、キャタピラーの昨年の世界での売上高は556億6千万ドル(約5兆6845億円)にとどまり、前年比16%減少した。だがその一方で、中国での売上高は同20%増加して35億ドル(約3574億円)に達し、世界市場での注目点になった。片や増加、片や減少の状況から、中国の都市化プロセスでキャタピラーが発展の良好なチャンスをつかまえたことがよくわかる。

 こうした経験に基づき、私が絶対に確信していることが一つある。それは、今後5-10年間に、中国では多くの産業の市場規模が今日よりもずっと大きくなり、より健全で持続可能な発展を遂げるようになるということだ。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年4月16日

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