3日から北京で開催されている、中国の第12期全国人民代表大会(全人代)に代表として参加している海南省三亜市の王勇・市長は取材に対して、「大型連休の時期になると観光地に観光客が集中しごった返すのは、休假制度と関係がある。休假制度の調整が必要。週休1日制にして、毎月月末に4連休を設置することを提案する」と述べた。実現すれば、毎月「小型連休」を楽しむことができる。中国青年報が報じた。
王市長の意見は歓迎されるだろうか?中青民情監測室が、18-45歳のネットユーザーの関連のコメント2000件を対象に実施した分析によると、82.3%が「反対」の姿勢を見せており、現在の週休2日制を支持している。
また、新浪微博(ウェイボー)で実施された投票でも、ネットユーザー1226人が「いい提案。賛成」と回答したのに対し、7056人が「私の要求はそんなに高くない。週休2日制がきちんと実施されればそれでいい」と回答した。
さらに、在学中のあるネットユーザーは、「月曜から金曜日はどこにも行けない。週末の休みが1日だけでは足りない。月末に4連休があっても、実家が遠ければ帰れないし、部屋で寝ているだけではつまらない。だから反対」としている。
同監測室の統計では、ネットユーザーの54.3%が「小型連休」に反対しているわけではなく、実施の現実性に疑問を投げかけている。例えば、あるネットユーザーは、「中国全土で本当に実施できるのか?例えば、うちの会社は大型連休も休みにならない。週休1日制になったら、月末の連休もないだろう」と語っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年3月11日