北京市朝陽区の貸倉庫で火災 11人死亡
19日午後8時30分、朝陽区小武基村の貸倉庫で火が出たと、北京市公安局に110番通報があった。これを受け、公安局は13の消防中隊、および消防車54台を現場に派遣し、消火・救助活動を行った。午後11時2分、火事は完全に消し止められた。市の関連部門によると20日1時の時点で同火災により11人が死亡、4人が負傷した。新華網が伝えた。
火災現場には大量の可燃物が置かれていたため、火の勢いは激しく、約500平方メートルを焼いた。負傷者はすでに病院に運ばれ治療を受けている。警察は倉庫の貸主2人に対する取調べを進めており、出火原因を調査している。
火災発生後、北京市委員会の郭金竜書記(中共中央政治局委員)は現場に駆けつけ、捜索・救助活動を指揮した。公安部の郭声◆部長(北京市委員会副書記)は、捜索と人命救助に全力を尽くし、効果的な措置を講じて二次災害を防ぐよう指示した。北京市の王安順市長(北京市委員会副書記)も現場で指揮に当たった。
北京市の指導者は、けが人の救助に全力を尽くし、善後処理をしっかりと行うと同時に、火災の原因を究明し、関係者の責任を厳格に追及すると表明した。(編集SN)
◆は王へんに昆
「人民網日本語版」2013年11月20日