タイメディア:「中国とタイ、観光ビザ相互免除措置導入へ」
画像資料:タイの寺院 |
タイと中国は、今年9月から、両国国民が互いの国を訪れる際に必要な観光ビザの免除措置を導入する計画だ。タイのインラック・シナワット首相はこの新政策について、「年間500万人の中国人観光客をタイに誘致することが可能となる」と歓迎の意を示している。タイを訪れる中国人観光客数は今のところ、200万人にとどまっているが、ビザ免除措置が実施されれば、この数は300万人から400万人まで増える見込み。中国ではこれまでにも、コメディ映画「人再◆途之泰◆」(Lost in Thailand)の大ヒットによって、タイ旅行がブームとなったことがある。タイ国内最大の華字紙「泰国世界日報」の報道を引用して人民網が報じた。
この情報は7日午後、人民日報公式微博(ウェイボー・ミニブログ)でも確認された。同微博には、「タイ国家観光局は、タイと中国が観光ビザの相互免除政策を実施することを明らかにした」と投稿された。タイは以前から、観光業の発展促進を図り、ビザ免除措置について中国側に打診を重ねていた。シナワット首相は、中国の王毅外交部長(外相)と面談した時にも、改めてこの意向を表明した。(編集KM)
◆国がまえで上に「八」、下に「口」の下線なし
「人民網日本語版」2013年8月8日