きょうの人民日報「微博」--便利なスマホが新たな悩みの種に
スマートフォン、タブレットPC、関連アプリなどを含む情報関連消費の促進は、経済成長をけん引し、潜在的な消費能力を引き出すことにつながり、人々の生活もより一層便利になる。しかし一方で、インターネットの速度が遅い、パケット料が高い、カバーエリアが少ないといった問題もあり、新たな悩みの種にもなっている。中国政府は2012年より、ブロードバンドの普及を加速させ、料金を下げ、速度を向上させることを目指す「ブロードバンド中国戦略」を実施している。中国のインターネット産業や消費が急速に成長を遂げている今、同戦略はまさにタイムリーと言える。
【便利なスマホが新たな悩みの種に】 無料メッセンジャー「微信(ウィーチャット)」、ネットショッピング、動画観賞……。スマートフォンからのネット接続が生活の一部になり、手放せないというユーザーも多いだろう。しかし、インターネットの速度がおそくてイライラする、パケット料が毎月足りなくなる、個人情報の流出が心配などの悩みを覚えることも増えたのではないだろうか?スマートフォンの登場で、一層便利な生活を送ることができるようになったが、新たな悩みも増えたのだ。今後の中国のインターネットの発展に期待しよう。