河南省の川下り名所で女性救護隊が結成
川下りで有名な河南省三門峡市の「豫西大峡谷」で25日、女性の救護隊「白鳥女子救護中隊」が結成された。隊員は、同地の各関連部門に所属する、体格に恵まれた、水泳の得意な女性10人だ。中国新聞網が報じた。
同市の観光局、盧氏県の観光局、豫西大峡谷などは同日、共同で救護訓練を実施。盧氏県「120急救センター」の医療スタッフや消防隊の隊員、鄭州大学体育学院の大学院生水泳コーチらが、救護隊のメンバーを対象に、溺れた人への心肺蘇生法や人工呼吸、川の中に取り残された人の救出、山の中の川での正しい泳ぎ方、溺れている人の救出法などを教えた。
同救護隊立ち上げの目的に関して、同観光地の田偉・董事長は、「一番の理由は、川下りに参加する人の多くが女性観光客であること。夏は薄着になるため、男性が救出するには、不便な面がたくさんある。観光客に出来る限り便宜を図るため、専門の女性救護隊を育成することにした」と語っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年7月26日