株式業界大物の恋愛スキャンダルを総まとめ (2)
■メディアに真面目に答え過ぎた王石会長「家族を裏切ってはいない」
2012年10月、中国最大手のデベロッパーである「万科」の王石会長が、妻の王江穂さんと離婚し、1980年代生まれの女優・田朴◆(王へんに君)さんと交際していることが明るみになり、当時ネット上で話題ふっとうとなった。そして、同ニュースが報道されてから2日目、メディアは王会長が「家族を裏切ってはいない」とコメントしたと報じた。
一方、中国地産は「微博(ウェイボー・ミニブログ)」の公式アカウントで「個人の感情は至ってプライベートなこと。西洋ではプライバシーと呼ばれる。社会全体が個人のプライバシーを守ることに対する意識を持つことを願っている。たとえ企業家であってもプライバシーは守られるべき」と、王会長に関してネット上を飛び交っていたうわさに対するコメントを出した。
人々が他人の恋愛に首を突っ込むことは現在、珍しいことではなくなった。それが、不動産業界大手の司令塔のスキャンダルとなるとなおさらのことである。現在、中国で流行している言葉を使うとしたら、「本気になったら負け」だ。
■著名投資家がロマンチックな駆け落ち宣言
2011年5月16日夜、著名な中国の投資家・王功権氏(50)が「微博」 で、「すべてを捨てて、王琴(江蘇中孚投資有限公司の創業者)と駆け落ちする」と宣言 した。
「鼎暉創業投資基金」の共同経営者で、創始者でもある王氏は、ベンチャーキャピタル投資界で名を馳せており、当時フォロワー40万人以上が注目する中での「駆け落ち宣言」に、ネットユーザーの間では、「本音」が良く表れていると大きな話題になった。
王氏の恋愛がその後どうなったかは分からないが、当時の本人の微博での発言は、大物投資家が全てを捨てて離婚宣言をし、新たな恋を追いかけるというロマンチックなエピソードとなった。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年7月19日