<企画>中国式恋愛の法則
中国人のお金持ちはブスと結婚はしないし年齢が上の人を嫌がる。つまり中国式恋愛は、最大利益を求めることが合理的であることとされるビジネス的色彩が非常に強いと言えそうだ。
ひとくちに中国人の恋愛観といっても個人差はあるし、また、地域や生活水準、教育レベルなどによっても異なってくるが、一般的に言われている中国式恋愛は以下のとおりである。
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法則1:【高富帥】と【白富美】
最近の中国で「高富帥」「白富美」などのネット流行語が散見しており、多くの若者がこれらを理想の相手としている。「高富帥」はスタイルが良くリッチなイケメンを指し、「白富美」は肌が白くリッチな美女を指す。若者のこれらの憧れに対して、多くの一般人からは「悲しくなる」「残酷だ」とする声があがっている。
わかるようなわからないような条件だが、もっと具体的に、中国人が理想とする結婚相手はどんな人なのだろうか。
■ネット上の「理想の男性」、実際に会ってみると・・・=中国
結婚仲介サイトのプロフィール紹介欄で、理想の男性の3条件「高富帥(高長身・お金持ち・イケメン)」をうたう男性。実際に会ってみると、イメージと遠くかけ離れているケースが多々あり、さらには結婚詐欺や重婚者まで紛れ込んでいる。[記事全文]
■「男性にとって都合のよい女性」の新基準公開=中国
「経済適用男(女性にとって都合のよい男性)」の新基準発表に続き、新版「経済適用女」がこのほどネット上に公開され、ネットユーザーによる熱い議論を巻き起こしている。
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法則2:【なかなか告白できない】
中国人は好きな人がいても告白できない。好きな人の前に立つと言葉が出ない。「 好きだ」というたった一言が言えない。だから、 5月20日の「告白デー」が誕生し、愛を伝える絶好のチャンスもとなった。
■エイプリルフールはオタク男女の「告白デー」
「マイクロ」時代のいま、エイプリルフールはさらなる盛り上がりを見せている。4月1日になると、さまざまなジョークが現実生活でやり取りされるだけではなく、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」やスマートフォンのチャットアプリ「微信」でもジョークが飛び交った。[記事全文]
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法則3:【異性と付き合うということ?】
10年ほど前の中国では、大学は「カップル禁止令」を発令していたと言う。当時は「勉強第一、恋愛第二」という体制を強いていたようだ。(だが、経験者によると、大学に隠れて彼氏・彼女を作っていた人も当時多かったそうだ)。その名残か、今でも「大学を卒業してから恋人を見つける」という人が多いようだ。
■中国の男子院生4割超「女性との付き合いが苦手」
中国の男女大学院生は、デートの費用をどのように負担しているのだろうか?「男才女貌(男は才能、女は容姿)」は、高学歴群にも当てはまるのだろうか?[記事全文]
■大学の恋愛コース 定員80人に1千人近くの学生が応募
定員80人の大学の講義に1千人近くの学生から応募が殺到しているという。武漢職業技術学院が今年初めて開設した「愛情と結婚」コースが学生の人気を集めている。[記事全文]
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法則4:【理想が高すぎる】
男女平等が日本より確立している中国でも、女性が男性よりも高い給与や社会的ステータスの仕事に就くと、二人の間の関係はギクシャクすると言う。
■中国、結婚できない男性1100万人 理由は女性の方が優秀?
北京で、高学歴の「剰女(結婚適齢期になっても結婚できない女性)」は「剰男」よりも33%多く、その比率は中国全土で6位であるという。[記事全文]
■結婚できない男性、半数は「家・車なし」 中国
中国の大手婚活サイト・世紀佳縁は13日、結婚適齢期を過ぎても独身の男性「剰男」の恋愛状況を調査・研究した結果を発表。回答者のうち49%が「マイホームも車も持っていない」と回答するなど、「剰男」が結婚できない理由は、収入が少ないことや学歴が低いことであることが明らかになった。[記事全文](編集:WY)
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「人民網日本語版」2013年5月20日