株式業界大物の恋愛スキャンダルを総まとめ
資本市場は株価チャートを見るだけの、冷ややかな世界だと思っているなら、それは間違いだ。株価の値上がりや値下がり以上に、同業界の大物の恋愛スキャンダルも、大きな見どころだ。一方、大きなスキャンダルは、当事者だけでなく、見ている人をもドキドキ、ヒヤヒヤさせ、目が離せない。中国新聞網が報じた。
■米富豪が41歳年下の女性と結婚
米国の富豪で著名投資家のジョージ・ソロス氏(82)は最近、40歳の日系の女性タミコ・ボルトンさんと婚約したことを発表した。9月にニューヨークで盛大な結婚式を挙げるという。
ソロス氏にとって今回は3度目の結婚となる。1955年、当時25歳だったソロス氏は、それまでに蓄えた5000ドル(約50万円)を持ってニューヨークに出て来て、ウォール街でトレーダーとして働き始めた。そして間もなく、ドイツ系女性のAnnalieseさんと出会い、1961年に結婚。2人の間には3人の息子が生まれたが、ソロス氏の仕事があまりにも忙しかったため、2人の関係に亀裂が入った。そして、1980年に、2人は正式に離婚した。
1983年、ソロス氏は25歳年下のSusanさんと再婚。2人の息子をもうけた。しかし2004年、ソロス氏はまたもやSusanさんと離婚した。
ソロス氏の結婚生活は2度とも約20年続いた。中国では結婚20周年のことを磁器を表す漢字を使い「瓷婚」と呼ぶ。長い年月を経て、美しく磨かれ、磁器のように固く精巧になっているというわけだ。しかし、ソロス氏にとっては結婚20年目に、磁器の別の特徴である「壊れやすい」という面が出る結果になっている。
■米大手メディアのCEO離婚 注目は慰謝料の額
一方、米メディア大手ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック・最高経営責任者(CEO)のスポークスマンは現地時間6月13日、3人目の妻ウェンディ・デンさんとの離婚届けをニューヨーク州最高裁判所に提出したことを明らかにした。 同スポークスマンによると、2人の結婚生活は半年以上前からすでに、修復不可能なほどに破たんしていた。
マードックCEOは1967年、同社の記者だったアンナ・トルフさんと結婚し、エリザベスさんとラクランさん、ジェームズさんの二男一女をもうけた。しかし、アンナ夫人とは約30年後の1999年に離婚し17億ドル(約1700億円)にのぼる慰謝料を支払い、「史上最も高い離婚」と揶揄された。
アンナさんの前例があるため、ウェンディさんは一体いくら手にするのかというのが、人々の注目の的となっている。