中国語言文学部の試験が英語で出題 初の試みに驚きの声も
期末テストの問題が、すべて英語で作成されていた。華中師範大学の中国語言文学部の期末テストは、100人以上の生徒を驚かせ、英語が苦手な生徒を苦しめた。武漢晩報が伝えた。
7日午前、多くの生徒は「アメリカ文学」の試験用紙を受け取ると、何かの間違いだろうと思った。試験用紙はすべて英語で作成されており、アメリカ文学の名作の一部を中国語に翻訳し、感想を記せとの指示が書かれていた。これまで中国語言文学部の外国文学の試験用紙は中国語で作成されており、作家の作品の引用も中国語に翻訳されたものだった。
同校の文学院の胡亜敏院長は、「このような新たな試験方法により、作品の魅力をそのまま留め、『天然・質朴』な文章から、生徒に作品の価値をより良く理解してもらうことが狙い」と語った。
テスト終了後、多くの学生はすべてが英語で記された試験をうけるのは初めてであり、新鮮で珍しいと表明した。しかし一部の学生は英語が苦手のため、持ち込み許可のテストであったが内容が読み取れず、正しく回答できなかったと訴えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月9日