北京行きフライト、強風で数百メートル急降下
27日夜、北京に到着する予定だった航空機42機が、強風の影響でやむなく他の空港に着陸した。航空管制はダイバージョン(代替着陸)を安全に行ったが、今回の危険な機上の旅に、後になって恐怖感を抱いた乗客は少なくなかった。首都空港によると、28日午前7時の時点で、同空港の運航ダイヤは平常に戻り、航空各社は、前夜の代替着陸による増便調整に大忙しだったという。北京晨報が伝えた。
乗客の廖氏は、27日夜の「恐怖の15分間」を思い出し、興奮さめやらぬ様子で次の通り話した。
「飛行機は突然、数百メートル急降下した。その後幸いにも、機長の操縦で再び上昇した。飛行中ずっと、かなり激しい気流の中にいたようで、機体は何度も上下に揺れ、特に、首都空港に間もなく着陸するという時、激しい乱気流に巻き込まれた。着陸装置が降ろされ、いざ着陸と言う時に、再び機体は向きを変え、空中高く上昇した。空中を旋回している間、気流は非常に大きく、機体は重苦しい状態で飛び続けた。首都空港に着陸できる見込みがなくなったため、石家荘空港に向かった。」
首都空港によると、27日夜、首都空港では強い横風が吹き荒れ、瞬間最大風速が大きすぎたため、各便に影響が及び、計42機がダイバージョン、1機が出発空港に引き返したという。首都空港の公式微博(ミニブログ=中国版ツイッター)には、強い横風のために航空機が着陸できない様子を写した動画がアップされた。動画では、着陸寸前の航空機の機体が強い横風のためにゆらゆら揺れ、片方の車輪が滑走路に着きそうな状態までいったが、パイロットはやむなく機体を上昇させ、しばらくして、再び着陸を試みた。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年11月29日
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