上海地下鉄、車内での飲食禁止を検討 ネットユーザー「やりすぎ」 (2)
人民広場駅の駅職員は、「今のところ、関連規定がないため、出勤ピーク時の混雑時に、熱い飲み物を持った人に対し、列車の発車時には飲むのを控えるよう注意を促すことはある」と語った。
■市民からの意見受付は4月30日まで
現行の「地下鉄条例」は、11年前から施行されている。その間に幾度かの改定を経たが、内容の多くは変わっていない。今回の修正案は、実情により則したものとなっており、市民からの意見は4月30日まで受け付けられている。
交通部門の専門家は、「新条例は、いっそう的を絞ったものになっており、より多くの市民の皆さんの意見を参考として、乗客の合法的権益をより強く守れるような規定を完成させる。たとえば、南京地下鉄では、数年前から新規則が施行されており、乗客が地下鉄内で飲食をした場合は、20元から100元(約300円から1500円)の罰金が科せられる。広州3号線の全車両には、『車内での飲食禁止』のマークと文字の表示がある。新規定が設けられる時、最初は大きな論議の的となるが、圧倒的多数の人が理解を示し、最終的には草案が通るのが常だ。米国やドイツなどでも、地下鉄内での飲食を禁止する規定がある」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年4月2日